サブディーラーで新車を購入するメリットとデメリット

正規のディーラーでも地域によって車の価格は全然違います。

最近ではインターネットで値引き情報を簡単に得ることができるため、近所のディーラーの値引き額が大きいのか小さいのかすぐに分かってしまいます。

また、値引きが大きい地域の情報もあるため、少しでも安く買いたい方は県をまたいで購入したり、サブディーラーから購入するという方もいます。

サブディーラーとは何なのか

サブディーラーとは正規のディーラーから車を仕入れて販売するディーラーのことで、正規ディーラーは1つのメーカーを専売しますが、サブディーラーは複数のメーカーを取り扱う事が多いです。

また、サブディーラーは車の修理工場などを営んでいることが多く、工場完備のサブディーラーは車の購入後もメンテナンスをやってもらう事が可能です。

サブディーラーのメリットとは

正規ディーラーより安く購入できる場合がある

サブディーラーは正規ディーラーから車を仕入れているので、普通に考えれば正規ディーラーで購入した方が安く購入できると思われるかもしれませんが、サブディーラーで購入した方が安く購入できるケースがあります。

ニューモデルやマイナーチェンジ直後はディーラーの値引き額は少なくなる傾向にあります。

しかし、サブディーラーに対しては業販価格で販売するため、サブディーラーは一般ユーザーよりも安く仕入れる事ができます。

サブディーラーの販売方法にもよりますが、車の販売利益よりもその後のメンテナンス費で利益を得ようとしていたり、販売台数を増やして正規ディーラーに対して影響力をもたせたいサブディーラーは薄利で車を販売するため、値引き額が少ないディーラーより安くなる事があります。

正規ディーラーの値引きがあまりにも少ない場合はサブディーラーで見積もりを取ってみるといいでしょう。

サブディーラーのデメリット

サブディーラーのメリットは安く買える場合があると紹介しましたが、デメリットも存在します。

正規ディーラーの延長保証に入れない

新車を購入すると、例えばトヨタの場合は3年6万キロのメーカー保証が付いています。

しかし、車を購入される時に5年ローンを使われる方も多い事からメーカー保証とは別にディーラー独自の延長保証が用意されています。

正規ディーラーで購入すれば当然延長保証に入る事ができますが、サブディーラーでは延長保証に入れないケースが多いです。

正規ディーラーでメンテナンス依頼をしにくい

サブディーラーで購入した場合でも日頃のメンテナンスを正規ディーラーで受ける事ができますが、購入したディーラーでは無いところにメンテナンスを依頼するのは気がひけるという方も多いかと思います。

正規ディーラーも今後の顧客になる可能性が高いため快くメンテナンスを引き受けてくれますが、頼みにくいという方がいる事も事実です。

正規ディーラーとサブディーラーはどちらが良いのか

ここまでサブディーラーのメリットとデメリットを紹介して来ましたが、正規ディーラーとサブディーラーはどちらで買うのが正解なのでしょうか。

その答えは、購入する方の性格や考え方によるという事だと思います。

とにかく安く購入できて、メンテナンスも気兼ねなく正規ディーラーに頼めるという方はサブディーラーで購入すればいいですし、それらの事が少しでも気になってしまうという方は正規ディーラーで購入された方がいいでしょう。

車は買って終わりではなく数年は乗り続けることになりますので、購入後の事も考えてどこで買うのかを検討しましょう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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