車を売るベストなタイミングはいつなのか
車を売るベストなタイミングは状況によって様々です。あなたの車はどのタイミングで売るのがベストなのか。幾つかのポイントがありますのでチェックしていきましょう。
車販売の繁忙期
年間で最も車が売れる時期は3月で新車だけでなく中古車の需要も高まります。
中古販売店は繁忙期に合わせて車の仕入れを行う為、2月頃から中古車の仕入れが活発になります。
車買取業者も繁忙期に合わせて中古車を仕入れる必要があるため、2月から3月は高価買取が期待できます。
フルモデルチェンジ前
一般的に、車は発売から2年から3年でマイナーチェンジを行い、4年から6年でフルモデルチェンジをします。中には10年近くモデルチェンジしない車もありますが、多くの車が上記の周期でモデルチェンジをしています。
マイナーチェンジとフルモデルチェンジの違い
マイナーチェンジ
車のベースとなる基本構造はそのままで、ヘッドライトやテールランプ、フロントグリルのデザインなどを小規模改良する事です。
マイナーチェンジ後と前では買取価格が変わってきます。マイナーチェンジの内容にもよりますが、フルモデルチェンジと比べると買取価格の下がりは小さいです。
フルモデルチェンジ
車の名前は同じですが、車の設計から内装、外装デザインなど大きく変更になるモデルチェンジがフルモデルチェンジです。
フルモデルチェンジをすると、今まで現行モデルだった車が、旧モデルになってしまい買取価格が大幅にに下がってしまいます。
フルモデルチェンジは事前に分かるのか
フルモデルチェンジになると買取価格が大きく落ちますので、理想としてはフルモデルチェンジ前に現行モデルとしては車を売却するのがベストなタイミングです。
ただ、モデルチェンジの情報が一般消費者に公開されるのはモデルチェンジの1カ月から2カ月前です。
そのため、なかなかベストなタイミングで売却するのは難しいですが、最近はインターネットでモデルチェンジの情報がかなり早いタイミングで話題になる事もありますので、車の一般的なモデルチェンジの周期と、その他の情報を組み合わせて売却のタイミングを見極めるしかありません。
自動車重量税を支払う前
自動車重量税は毎年4月1日時点で車を所有していると支払い義務が生じます。
自動車重量税の支払いを免れるには、3月中に車を売却し、名義変更を完了させる必要があります。
３月末に車を売却される際は、自動車重量税の支払いはどちらが行うのかを必ず確認してください。
業者によって対応は様々で、中には名義変更が遅れた場合、自動車重量税を負担してくれる業者もありますが、殆どは車の所有者が負担する事になりますので、必ず自動車重量税はどちらが払うかを確認しましょう。
車検が切れる前
車検が切れる前は売却するのにベストなタイミングと言えます。
車検は国産普通車で10万から13万程度の費用が掛かります。
車検が残り僅かな車と、車検を取り立ての車の査定額が10万から13万円変わるという事はありません。
もちろん、車検がたっぷり残っている車の方が高値で買取してもらえますが、車検代は賄えないため、車検が切れる前に売却した方が損をしないで済みます。
また、車検が切れてしまうと仮ナンバーの交付や、運送車が必要になるため、できるだけ車検切れする前に売却するがいいでしょう。
輸出需要がある車は登録から1年後がお得
海外に人気のある車は関税の関係で、登録から1年経った車の方が高値で買取して貰えます。
一般的に車は登録から日が浅い方が価値が高いですが、車を輸出する際の関税率が新車と中古車では大きく違うため、輸出需要の高い車は新車よりも1年落ちの中古車の方が買取価格が高くなる事があります。
海外需要のある車は登録から1年後が売却のベストなタイミングです。
まとめ
車のベストな売却タイミングは、色々な状況によって異なってきます。上記の内容を参考に、貴方にとってのベストなタイミングで車を売却しましょう！
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