日産e-POWERとは?そのメリットとデメリットは?
e-POWERとは何か
日産から電気自動車で培った技術を駆使した新しいハイブリッド車が登場しました。
e-POWERが搭載されたノートは2016年11月の車販売ランキングで1位を取りました。
日産車では29年ぶりの1位という事で注目度の高さが伺えます。
e-POWERはモーターとエンジンハイブリッド車で走行中に電池の充電を行う為、電気自動車と違い充電が不要です。
また、発進時はモーターのみで動き、高速運転になるとエンジンが始動する為、電気自動車に近い静かなドライブを楽しむ事ができます。
ここまででもとても魅力的なe-POWERですが、そのメリットとデメリットを見ていきましょう。
e-POWERのメリットは?
トルクフルで力強い走り
モーター特有の発進時に一気にトルクが出るため、アクセルの反応が良く俊敏な走りを楽しむことができます。
静粛性が高い
e-POWERは始動時はモーターで、高速運転時に発電用のエンジンが始動する仕組みになっています。
そのため、エンジン音はロードノイズに紛れて聞こえにくくなるため、脆弱性の高いドライブを楽しむ事ができます。
燃費性能が良い
e-POWERはモーターとエンジンを組み合わせたハイブリッド車で、エンジンはバッテリー充電の為の発電用として使われていて、燃費に余り影響しないように設計されています。
また減速による回生エネルギーが取れ、効率良く充電できるようになっています。
電気自動車や他社のハイブリッド車と比較すると若干燃費は劣りますが、リッター24km前後は走るようです。
e-POWERのデメリットは?
電池容量が小さい
e-POWERの電池は容量が小さいため、頻繁に充電しなければなりません。
e-POWERの充電は主にエンジンを動かす事になるので、頻繁にエンジンが掛かるという事になります。
メリットで書きました静粛性はモータードライブ時に最大限に発揮されますので、エンジンが頻繁に掛かるとエンジン音が気になる人もいると思います。
高速運転時の燃費が悪い
頻繁に充電する必要があるe-POWERの電池ですが、高速運転時は通常走行よりも電池の消費が早くなるので、エンジンが動く頻度が多くなります。
モータードライブ時はガソリンを消費しませんがエンジンが動いてい時はガソリンを消費しますので、エンジンの稼働が多い高速運転時はライバル車に比べて燃費が悪くなります。
まとめ
大人気のe-POWERはトルクフルで静寂性が高く燃費もそこそこ良いのが特徴です。
しかし電池の容量を小さくして価格を抑えたことで、エンジンが発動する頻度が高く、静寂性や燃費性能が悪くなる側面もあります。
とはいえ、e-POWERを搭載したノートは日産車では29年ぶりに月間販売台数1位になり市場の評価はとても高いです。
セレナにも搭載される可能性があるなど今後の展開に注目です。
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