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自動車保険

🛡️ 自動車保険の等級とは?20等級の仕組みと上げ方

公開日: 2026-05-09

📋 この記事でわかること

  • この記事でわかること
  • 自動車保険の等級制度(ノンフリート等級)の基本的な仕組み
  • 1等級から20等級までの割引率と保険料への影響
  • 等級を効率よく上げる方法と注意点
  • 事故を起こしたときの等級ダウンの影響と対処法

自動車保険の等級制度とは何か

自動車保険には「ノンフリート等級制度」と呼ばれる割引・割増の仕組みがあります。これは、事故を起こした回数に応じて保険料が変わる制度で、1等級から20等級まで20段階に分かれています。等級が高いほど保険料の割引率が大きくなり、長年無事故を続けることで保険料を大幅に抑えられます。

新規で自動車保険に加入する場合は、原則として6等級からスタートします。その後、無事故で1年間を過ごすと翌年度は1等級上がります。逆に保険を使って事故対応をすると、翌年度は3等級または1等級下がります。このシンプルな仕組みが、安全運転を続けるドライバーの保険料を下げる動機になっています。

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1等級から20等級までの割引率を一覧で確認

等級ごとの割引率は保険会社によって多少異なりますが、業界の参考純率に基づいた目安は以下の通りです。1等級は割増率が最も高く保険料が大きくなる一方、20等級では最大63%程度の割引が適用される場合があります。自分の等級を把握することが、保険料見直しの第一歩です。

等級割引・割増率の目安無事故で翌年
1等級約64%割増2等級へ
3等級約38%割増4等級へ
6等級(新規)基準(割引なし)7等級へ
10等級約30%割引11等級へ
15等級約52%割引16等級へ
20等級約63%割引20等級のまま維持

割引率はあくまで目安であり、実際の保険料は年齢・車種・走行距離・補償内容によって変わります。同じ20等級でも、保険会社によって数万円単位の差が出ることがあるため、複数社を比較することが重要です。

等級が上がる仕組みと下がる仕組み

等級が上がるのは、保険の更新日を迎えたときに前年度が無事故だった場合です。1年に1等級ずつ上がっていくため、6等級から20等級になるには最短で14年かかります。地道に安全運転を続けることが、長期的な保険料節約につながります。

一方、等級が下がるケースは大きく2つあります。保険金を使う事故(3等級ダウン事故)と、一部の事故(1等級ダウン事故)です。3等級ダウン事故には、対人・対物賠償や車両保険の使用が該当します。1等級ダウン事故は、盗難・台風・洪水など自然災害による車両保険の使用が主な例です。

3等級ダウン事故
対人賠償・対物賠償・車両保険(相手方との衝突など)を使った場合。翌年度の等級が3つ下がります。
1等級ダウン事故
盗難・台風・洪水・火災・落書きなど、自然災害や犯罪被害による車両保険の使用が該当します。
ノーカウント事故
等級に影響しない保険使用のこと。人身傷害保険や弁護士費用特約などが代表的な例です。

等級を効率よく上げるための3つのポイント

等級を早く上げるには、基本的に無事故を積み重ねるしかありません。ただし、事故の際に保険を使うかどうかの判断が、等級管理において非常に重要になります。以下のポイントを意識するだけで、不必要な等級ダウンを防ぐことができます。

1

少額の損害は自己負担を検討する

修理費が10万円以下の小さな事故では、保険を使わずに自己負担で修理した方が得になるケースが多くあります。3等級ダウンによる保険料の増加額は、3〜5年分の累計で見ると数十万円規模になることもあります。事故ごとに「使うべきか」を冷静に判断することが大切です。

2

免責金額(自己負担額)を見直す

車両保険の免責金額を高く設定することで、保険料を下げながら大きな損害に備えることができます。小さな損害は自己負担、大きな損害は保険で対応するという考え方で設計すると、等級を守りながら保険料も最適化できます。

3

等級の引き継ぎ制度を活用する

車を乗り換える際は、現在の等級を新しい車に引き継ぐことができます。等級がリセットされると思い込んで新規契約してしまうと、大きな損失になります。乗り換え時には必ず現在の保険会社に等級引き継ぎの手続きを確認してください。

事故で等級が下がったときの影響と回復期間

たとえば15等級のドライバーが3等級ダウン事故を1回起こすと、翌年は12等級になります。12等級に対応する割引率は15等級より低くなるため、保険料の増加が数年間続きます。等級が元に戻るまでには、無事故を3年以上続ける必要があります。

また、事故有係数という制度があります。事故を起こした翌年からの数年間は、同じ等級でも事故のなかったドライバーより保険料が高く設定されます。これは「事故有」と「無事故」で割引率が区別される仕組みで、各等級に2つの割引率が存在します。等級が回復しても、事故有係数が消えるまでには追加の年数がかかる点を覚えておいてください。

💬 編集部の実体験

編集部では、15等級から20等級のドライバーを対象にインズウェブで自動車保険の一括見積もりを実際に試してみました。同じ等級・同じ補償内容で、最安値と最高値の差は年間で約4万2千円になりました。入力から見積もり結果の確認まで10分程度で完了し、複数社を一度に比較できる点は非常に便利です。

結果同一等級・同一補償内容でも、保険会社によって年間保険料に4万円以上の差が出ることが確認できました。

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等級を守りながら保険料を下げる比較見積もりの活用法

同じ20等級でも、契約する保険会社によって保険料は大きく異なります。ダイレクト型(通販型)保険会社は代理店型に比べて保険料が低めに設定されているケースが多く、乗り換えるだけで年間数万円の節約になることがあります。等級が高くなっているタイミングほど、比較の効果が大きく出ます。

複数の保険会社をまとめて比較できるインズウェブの無料一括見積もりサービスでは、最大20社以上の保険料を一度に確認できます。車の情報や現在の等級を入力するだけで各社の見積もりが届くため、個別に問い合わせる手間が省けます。見積もりを取るだけで契約する義務はなく、無料で利用できます。

等級別・保険料の割引イメージ(基準保険料を100とした場合)

6等級(新規)
100
10等級
70
15等級
50
20等級
37

上のグラフは、各等級における保険料の相対的なイメージを示したものです。20等級では6等級の約37%程度まで保険料が下がる場合があります。ただし実際の保険料は補償内容・年齢・車種によって変動するため、必ず個別に見積もりを取って確認するようにしてください。

乗り換え・新車購入のタイミングは保険の見直し好機

車を乗り換えるタイミングは、自動車保険を見直す絶好の機会です。新しい車への等級引き継ぎ手続きをしながら、同時に保険会社を乗り換えることで、等級はそのまま・保険料だけを下げることが可能です。等級引き継ぎは保険会社が変わっても問題なく適用されます。

なお、現在の車を売却して乗り換える際には、買取一括査定を活用することでディーラー下取りよりも高値になるケースが多くあります。売却益を新車の頭金に充てれば、総コストを抑えた乗り換えが実現します。

よくある質問

よくある質問

Q.自動車保険の等級は、保険会社を乗り換えても引き継げますか?
A.はい、保険会社を変更しても等級は引き継ぐことができます。現在の保険証券に記載されている等級と事故有係数適用期間を新しい保険会社に伝えることで、同じ条件で継続できます。乗り換え前に現在の保険会社から「等級証明書」を取り寄せておくとスムーズです。
Q.6等級からスタートして20等級になるには何年かかりますか?
A.無事故を継続した場合、6等級から20等級になるまでに最短14年かかります。途中で事故があると等級が下がり、さらに年数がかかります。早い段階から安全運転を心がけ、小さな事故では保険を使わない判断も大切です。
Q.等級が下がる「事故有係数」とは何ですか?
A.事故有係数とは、保険を使って事故処理をした翌年以降、同じ等級でも保険料が高く設定される仕組みです。事故1回につき、3等級ダウン事故では最長6年間、1等級ダウン事故では最長3年間が「事故有」として扱われます。等級が回復しても事故有係数が消えるまでは保険料が高い状態が続くため、注意が必要です。
Q.保険料を下げるために等級以外でできることはありますか?
A.等級以外にも、走行距離限定特約の活用・ゴールド免許割引の適用・補償内容の見直し(不要な特約の削除)・ダイレクト型保険への乗り換えなどが効果的です。また、複数の保険会社を一括比較することで、同じ補償内容でも保険料が数万円変わるケースがあります。
Q.家族間で等級を引き継ぐことはできますか?
A.記名被保険者(主に運転する方)が変わる形で、配偶者や子どもへの等級引き継ぎが認められる場合があります。ただし条件は保険会社によって異なります。別居の子どもへの引き継ぎは制限があるケースもあるため、手続き前に保険会社に確認されることをおすすめします。

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まとめ:等級の仕組みを理解して保険料を最適化する

自動車保険の等級制度は、安全運転を続けるほど保険料が下がる公平な仕組みです。6等級からスタートして20等級まで積み上げると、保険料は最大で半額以下になる場合があります。等級を守るためには、小さな事故での保険使用を慎重に判断することと、乗り換え時に等級を確実に引き継ぐことが重要です。

また、同じ等級でも保険会社によって保険料は大きく異なります。インズウェブの無料一括見積もりを使えば、最大20社以上の保険料を一度に比較でき、現在の契約よりも安い選択肢が見つかる可能性があります。見積もりだけの利用も可能で、申し込みの義務は一切ありません。等級の引き継ぎを予定している方、車の乗り換えを検討している方は、このタイミングで一度比較されることをおすすめします。

この記事の著者

佐藤 美咲

KurumaCow編集部 / 自動車保険担当

自動車保険の比較・見直しを専門に調査するKurumaCow編集部員。各保険会社のプランや等級の仕組み、乗り換え時の保険見直しポイントについて、読者がムダなく最適な保障を選べるよう情報を発信している。

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